四ノ章・終~蒼き蒼龍現る~

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「あの……すみません。僕は旅の者なのですが、何かあったんですか?」 僕は近くに居た老人に話を聞いてみることにした。 『何かあったどころの話じゃないわい…。水が……この街の命の源とも言える水が枯れたんじゃよ!』 「えぇ!?;;」 老人から聞かされた驚愕の事実。 なんと昨日までは街の致る所を流れていた清流が全て枯れてしまったと言うのだ。 慌てて橋の上に行くと老人の言葉通り、昨日はあんなに流れていた綺麗な水がどこにも見当たらず、川が流れていた水路は干上がり地面ばかりになっていた。 焔「一体どうなってんだこりゃ……」 流石の焔も驚いたらしく、険しい表情で辺りを見回している。 .
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