四ノ章・終~蒼き蒼龍現る~

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「あれ………?」 焔「どうした景慧」 ふと違和感を感じて姿映水鏡を見るとあることに気付いた。 「焔、鏡の反応が弱くなってる……」 焔「あぁ?さっき見た時は何ともなかったのにか?」 「うん、それにただ弱くなっただけじゃない」 焔「どういうことだよ」 「今までは反応が弱くなってもただ蒼真さんから離れたって感じで青龍の力みたいなモノはどこに居てもずっと力強く感じてたんだ。でも今はなんていうか…」 焔「その力自体弱まっている…そういうことか?」 「うん……」 僕のその返事に焔は暫く思案した後、更に渋い顔をして僕を見た。 焔「だとしたら…ヤバイぞ景慧」 「え?」 焔「恐らくこの国の水が枯れたっていうこの現象はそれが原因だ。蒼真に何かあってこの国を守護していた青龍の力自体が弱くなって急に水が枯れたんだ」 「だから姿映水鏡が感知する青龍の力も弱くなったってこと!?」 焔「あぁ…あくまで推測だがな」 「そんな………」 .
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