短編小説集第①部

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私の部屋に着くまで終始無言だった咲季…       私は先に汗を流し、咲季にも汗を流すように促した。    私は咲季に私の男物のTシャツを渡した。暫くして咲季は汗を流しTシャツ姿で出てきた。       濡れた乱れ髪、雪の様に白い肌の咲季を見て私は息を飲んだ…     凄く大人っぽく、艶やかに見えたからだ…     咲季は田舎から出てきたばかりだったせいかメイクをしてるかしてないか判らない位の薄化粧だった。 それがとても可愛いらしく見えていたが…     今はそれが艶やかに大人っぽく見えるのだった。       そして初めて知った。 咲季は着痩せするタイプで、美しい曲線美を持つ大人の女だと…      それから咲季は私と一つのベッドに入った。       私は咲季の身体の曲線を確かめるかの様に指を這わせた。    咲季は私の指の動きに合わせ小刻みに身体を震わせた。    時折小さく痙攣し、声を漏らす…私はその声を掻き消すかの様に唇を深く重ねた。   唇を深く重ねながら指も這わせ続けた。    指で咲季の曲線を確かめた後、今度は舌や唇を使い咲季の曲線を味わった…   真っ白な女性的な二つの膨らみや、そのシンボル的にそそり勃ち固くなったピンク色の小さな果実もたっぷりと味わった。  その度に咲季はビクンと軽く痙攣し、身体をくねらせていた。    そして、私の指は咲季の森の奥にある泉へと、妖艶な香りにつられて導かれていった。     そして、薔薇の華ビラを掻き分け中芯部にある固く尖った蕾にもkissをした。         この夜私と咲季は何度も重なり一つになり…何度も何度も激しく求めあった。       そして何度となく昇りつめたのだった…。
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