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季節が巡り枯葉がちらほら目に付く季節になり、
私はいつもの様に咲季と重なり愛を確かめ合っていると、一本の電話が鳴った。
それは街でキャッチしたセレブな感じのマダムからだった。
私は咲季と繋がりながらも冷静を装い、呼吸の一つも乱さず電話に出た。
そのマダムからの内容は、オーダーメードで作った下着に不備があるから急いで対応しろとの事だった。
ふと時計に目をやると丁度22時を廻った所だった。
私は一時間後にマダムと会う約束をして電話を切った。
そして繋がったままになっていた咲季を激しく深く責め昇りつめさせた。
それから私は急いでシャワーを浴び、身体から雌の薫りを洗い流した。
咲季は私に
『これから仕事なの⁉』
と寂しそうに言った。
私は首を縦に振り咲季の額に口付けをし、部屋を出た。
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