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私は一先ずその手を優しく掴んだ。
そして、私はマダムに
『貴女の様な女性がこんな所でこんな事をしては駄目ですよ』
と、言った。
マダムは恥ずかしそうに私の上から降りた。
私はマダムに
取り敢えず部屋に入る様促した。
そして、マダムと部屋に入り、クレームの話を切り出した。
案の定、クレーム自体が嘘だった。
私には初めからわかっていた。
初めてこのマダムに声を掛けた時からこうなる事を。
全てマダムの手のひらで転がされる振りだったのだ…
マダムの瞳を見つめながら私は言った。
『貴女の様な女性にあそこ迄させてしまい申し訳ありません。
私も男です。
女性に恥をかかせる事は絶対に出来ません。今夜の私は貴女だけの物にならせて頂きます』
と。
私は営業マンで下着と愛を提供するのが仕事なのです。例えそれが一夜限りの偽りの愛でも…
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