短編小説集第①部

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家に帰ると咲季はベッドに横たわっていた。     私は咲季に尋ねた。 『どうしたんだい⁉こんな時間から寝てるなんて…』      咲季は何も言わず私をベッドへ誘った。     私は不思議に思ったが深くは考えず咲季の誘いに乗った。       その日の咲季は随分積極的だった。     シャワーも浴びていない私の身体を隅々まで舐め、それが終わると、私の身体の準備が整ったのを確かめながら、自ら私に乗ってきた。 そして髪を激しく振り乱しいつも以上に声をあげて乱れまくった。     この時私は戸惑いながらも咲季の動きに併せ激しく突き上げ、ほぼ同時に昇りつめた。     それから私は空腹だった為、咲季に食事をしようと街へ誘った。       咲季はグッタリしてはいたが私の誘いに乗り、食事をしに街へと出掛けた。    
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