師範~絶対超えられない~

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主任が何故師範なのかという事を語らねばなるまい。 え。 聞きたくない? まぁまぁ、聞きなさい。 助さんも角さんも、聞きなさい。 ある日の事だ。 後輩兼マブダチのユカとワタシ、師範は掃除当番で(学生ぢゃないのに、あったのだ。)ゴミ捨てを終えて、事務所に戻る階段を昇っていた。(もしかしたら、下っていたのかもしれんなぁ) どういう流れからか忘れたが、師範がのたまった。 「毎日洗面器に顔をつけて息を止めてるんですよ」 言い忘れたが、師範はいつも丁寧語だ。 ユカとワタシはいつもの事ながら、師範の発言に唖然とした。 当然 「な、何でそんな事やってるんすか」 と聞き返す。 どうでもいい事なんだけど、気になるよね(´▽`)
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