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私は今にも泣きそうな
小動物のような
義弟の頭を撫でた
うわぁ…髪の毛まで
小動物?
フワッフワやん
羨ましいわ…
幸『許してくれるの?』
『そそそそそりゃもちろんンン!』
馬鹿野郎
その目で見つめるな!
お前はチワワか!
幸『ありがとぉ♪』
わわわわ!
抱きつくなぁ!
智『幸也ばっかしズリィよ~』
コイツはコイツで…
肩に顎をのせるな!
そこでしゃべるな!
息かかってんだよ!
竜『俺もいれろぃ』
お前も肩に顎をのせるな!
兄貴の真似をするな!
悠『オイオイ…亜優花が固まってんじゃねぇか…てめぇらの頭は中身入ってねぇのに重いってさ』
この人は
そんなこと言いながら
後ろから抱き着くなよ
竜智『んだと?やんのか?コルァ』
ぁぁあ…ケンカしないで…
陽『ああああ…あの…あゆ姉さんが…』
竜智悠『っるせぇよ!黙ってろ』
かわいそうに…
ほら…凹んじゃってるよ
壁に向かって何か言ってるよ
健『やめろよ…いい加減』
そしてこの人は
四人の中から私を引き抜いて
後ろから抱き着くなよ
また後ろかい…
悠竜智幸『健兄さん(ちゃん)だけズル~い』
健『ふふんっ♪お兄さまの特権だぃ!』
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