138人が本棚に入れています
本棚に追加
今回の話はトミーと愉快な仲間たち1巻の【涙のお別れ】のあとのお話。
トミー「なーんかいいバイトないかなぁ。」
ッッと呟きながら求人広告を見ている17歳。
シンゴ「給料高いとこがいいよねぇー。」
ッッとタウンページを見ながら呟く17歳。
スーパーのバイトを辞めニートに成り下がった2人は新しい高給なバイトをシンゴん家で探してました。
トミー「どこのバイトも給料安いねぇ。」
シンゴ「パッッと20万くらい稼げるバイトないかねぇ……は、は、はうあ!!」
シンゴがタウンページ片手にプルプルしていました。何かおかしいッッと思ったトミーもタウンページを覗き込むと…
トミー「ま、ま、まにあ!!」
ッッとついつい言ってしまいそうなほどの高給なバイトが載ってありました。
オカマ急募。月26万~
シンゴ「やべぇ!!マジやべぇ!!どうするよ?」
トミー「どうするも何もないやろ?オレたち相田っ子だぜ?しかも相田っ子のデンジャラス部隊の2組だぜ?」
まぁ、要は金を取るかプライドを取るかです。秒でプライドなんか捨てました。だってお金が欲しかったんだもん!!
さっそくオカマの店に電話かけちゃいました。
ルルルルル…ガチャ
オカマ「もしもしぃ~?」
トミー「もしもし。タウンページの求人欄を拝見させて貰いお電話させて頂きました。まだ求人の方はされているんでしょうか?」
オカマ「してますよぉ~。」
(コイツの喋り方イラッッとするわぁ…)
なんて思いながら会話を進めていくと…
オカマ「車の免許は持ってますかぁ~?」
トミー「いや、それがまだ取得してないんですよ。でもやる気だけは負けません!!」
オカマ「ごめんねぇ~。車の免許持ってない人は採用してないのぉ~。」
トミー「あッッそ!!」
オカマ「また車の免許取れたら…ガチャン!!
電話切りました。
確かに若い頃は若気の至りである程度は許されるけど、もしトミーとシンゴがあの時に免許を持っていたらオカマになっていたと思うと…
もっとおもしろかったかもね!!
最初のコメントを投稿しよう!