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「ん?」
優しく振り向かれ、
ミミはドキッとしてしまった。
「あたし、ね?私。湊君の事嫌いッて言ったの嘘だよ!!?」
緊張してなのか少し
荒げた声が響く。
女A、Bはよく言ったと
言わんばかりに瞳を
輝かせた。
「って言うかむしろずっと好きだったの!!」
沈黙。
驚く様子もない湊の顔が
目の前にあった。
「…じゃあ、付き合おうか?」
バッと3人が湊の顔を
すごい勢いで見た。
そして、湊の手はミミの
頬をとらえる。
「…ッ!」
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