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肩に触れたその手を
アタシは思い切り払った。
「は?」
「…キモイ。あんた女の子に人気らしいけど、アタシはあんたよりカッコイイ奴等にずっと囲まれてたから。」
と、男に向かって言った。
正直名前なんて興味が
ないから覚えていない。
彼は、アタシをすごい
形相で睨み付けてきた。
「ヤレルとでも思った?連れ出してくれてありがとう!サヨナラ!!」
「待てよ!」
去ろうと思ったら
グッと腕を掴まれた。
「痛ッ!」
力一杯なのか腕が痛い。
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