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「…生意気は余計じゃん。元からだもん。わかってるでしょう??」
と、あたしが言うその声が
空間に響いたような気がした。
静かな2人の空間に。
さざ波しか耳に入らない
その空間に…。
ギュッと強く抱きしめてくる
彼が、愛しいと、なんだか
切ないといつから
思うようになったんだろう。
いつから、あたしは
彼に夢中になったんだろう。
わからない。
わからないけれど、今
わかる事は彼に側に
居てほしくて、あたしを
考えて欲しいと言うこと。
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