†2章†

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今日は午前中の授業 だけだったのだ。 あたしは、ふと 考えてしまった。 行ってもいいかと。 「よし。決まりね!!」 「…え!?ちょ、あたしまだ行くなんて言ってないし。」 「行きたいんでしょ~?行くわよ!」 半ば無理矢理あたし達は 放課後にサオリのイトコと 一緒に雅人先輩の大学に 侵入することになった。 「…はぁ。」 ため息を深く付く。 「なぁによ。しっかり髪巻いて変装しなきゃダメよぉ。気になるでしょう?」 そう喋りながら彼女は テキパキと化粧を こなしていた。
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