†序章†

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とあるカフェ。 「別れる。」 「別れない。」 「別れる。」 「別れない。」 「別れる。」 と、言い合いをしている とあるカップルがいた。 「別れない!」 「別れる。」 段々と表情を険しく していく男とは裏腹な女。 顔色1つ変えずに 平然としている。 「真琴、好きだから別れない。」 彼が少し怒りながら 言うと、彼女は満面の 笑みになり頷いた。 やられたと思いながらも 男も嬉しそうな 微笑みを見せた。
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