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「ねぇねぇ真琴ぉ~。」
「…なに。」
いきなり怪しい目つきに
なったサオリ。
すりすりと頬をあたしの
腕に擦り付けて、
猫みたいだ。
「雅人先輩とは、どうなってるのか教えて頂けないでしょうか?」
キラキラと目を輝かせ
ながら彼女は言う。
あたしは、キョトンとした。
「どうなってるって?何が知りたいわけ?」
「えー。いっぱい聞きたいけどぉ。」
と、少しだけ口を
尖らせながらサオリは
あたしを見てきた。
「ラブラブな話が聞きたい!」
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