†1章†

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「あははは。サオリちゃんらしいじゃん。真琴ちゃん達って面白いよね。」 「…うるさいな。事故って死んだら一生怨みますよ。」 笑う雅人先輩なんか 見ないで窓を眺めた。 今、あたしは先輩の 車に乗車中。 なんか迎えに来てた。 なんか約束してたかなぁ、 とか不思議に思いながらも 車に乗り込んだ。 「…」 チラリと隣を見ると、 すっかり大人びてしまった 雅人先輩がいた。 なんでこうも変わって しまうのだろうか。 大学生になったからって。
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