おとぎ話

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ある日私は一人で目覚めた 王子様のキス待つのも飽きたわ だけど周りに人影もなくて ほこりだらけの部屋で一人きり 寂しくて一晩中泣いた しかたなく髪を伸ばしてみた 長い長い髪を垂らしていたら 窓の外からは楽しい音楽 もう寂しいのはイヤなの 待ってられない ハッピーエンドを迎えたいの そして高い塔を飛びおりた お願い魔法をかけてよ 誰かのお姫様になりたいの 早く魔法をかけてよ 何と引きかえでもいいから 毒りんごもなしに 私はどこに消えればいい? どこに消えればいい? 誰かの腕の中で
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