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『いやっ…。確かに怖いと思った……。
だけど、俺は最初に君を見た時、本当に綺麗だって心の底から思ったんだ……。
こうして今、目の前で君を見て確かに恐怖心もあるけど綺麗って思う気持ちに偽りはない。
それに……。』
俺が真剣な眼差しで思いを伝えると女は不思議そうに俺を見つめ問いかけた。
『それに……なんだ?』
『それに……。
君はどこか寂しそう。。でも君は綺麗で…。
あれっ?
何か言いたい事が上手く言葉に出来んな…』
男は恥ずかしそうに苦笑いをすると目の前に立つ女に目を向けた。
女は若干の間、きょとんとした感じを見せると突如手で顔を覆い笑い出した。
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