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俺が彼等の横を通り過ぎて“一歩目…。”
感じる複数の視線…。
“二歩目…。”
近付く一つの足音…。
“三歩目…。”
発せられる声…。
「おい!そこのお兄さん…!!」
はぁぁぁあああ…。。
心の中でつく重い溜め息…。
やっぱりこうなっちゃうよね…。
漫画とか小説でこの展開にならなかったことないし、作者的にもこうした方が面白いとか思ってるだろうし……。
つかないな…。
どうせなら最強の主人公になりたかったよ…。
史上最強のなんたらかんたらとか言う小説の主人公みたいにさ……。
けっ……!!
なんて作者に心の中で毒づきながらも俺は苦笑いでゆっくりと声をかけられた方へ振り向いた…。
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