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先程まで俺のことを殴りつけていた不良が目の前に倒れている…。
他にも彼の仲間と思われる青年達が唸りながら倒れていた…。
『まさか…。俺が彼等を…。』
…………。
いやいやいやっ。。
それはないだろ…。
冷静に自分にツッコミをいれる俺をよそにひとりの青年が痛々しい表情を見せながらも起き上がる。
彼の体の所々には生々しい傷跡がありそれがここで俺が意識を失っている間に起こった出来事の凄惨さを物語る…。
『あっ…。大丈夫か?』
俺は彼に対し声をかけた。
それはあまりの怪我に対する彼への同情心…。
それと…。
“ここ”で何があったのか知りたかったからだ。
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