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『…っえ?いや…。その。。はい。』
現在の状況を把握出来ない俺はかなり動揺しながらも女に尋ねた。
『……あの、もしかしてこれは?』
俺はそっと視線を目の前に倒れている青年達に向ける。
それを見た女は口に弧を描きニコッと笑い返事を返す。
『ああ!私がやった♪』
「……………。」
俺…。
唖然ってより呆然…。
だってちょっと待てよ。全部で大の男が6人だぞ!?
それを…
『私がやった♪』
…っておかしいだろうがぁあああ!!!
ああ…。
俺の普通の生活よカムバック…。
そんな事を考えながら俺がひとり、葛藤していると青年達は苦しそうに立ち上がり一斉に車に走り出し逃げ去っていく…。
そして取り残される俺と口が裂けちゃってる女性がひとり…。
沈黙は流れる…。
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