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タッタッタ…。
“タッタッタ…。
タッタッタ…。
“タッタッタ…。”
気のせいか足音が重なって聞こえる…。
自分以外は誰も歩いていないという事もあり俺の恐怖心は掻き立てられ嫌な汗が流れる…。
まっ…。
まさかな…。
居るわけがない…。
そう思いながらも俺はつい後ろに振り返ってしまった…。
『誰だ…!』
誰も居ないと思いながらも恐怖心からか出た言葉…。
やはり、後ろには誰もいなく俺は小さな安堵のため息を零した。
『ふぅ……。』
どこか安心した様に俺は前に振りかえる。
―――だが…。
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