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「どうして?」
トンファーがツナに向けられる。
「そ…それは…!」
♪ダメな俺でも 笑顔の君が好きだから
大好きだから
「……ワオ、僕告白受けちゃったのかな」
またツナの歌が調度、間に入った。
(てか気付けよー!!!)
「ハハ、ツナってそんな趣味あんのな」
(山本も気付いてねー!!!)
「ごめんね、僕は君の気持ちに応えられないよ。群れるのが嫌いだから」
(いいよ、あやまんなくても!)
「てか、雲雀の笑顔見た事あるのか?ツナ」
(そーいえばある訳ないよ!!)
「…委員長、もうすぐ始業式です」
「…今日の所は免じてあげるよ、でも放送室から流れている変な音楽は消しておいてね」
「あ、は……」
♪死ぬ気でやるよ 駄目で元々~
「死ぬ気でもなんでもいいから」
遅れないように。
雲雀はそう言うと去って行った。
(お前言う時は言うのな)
(全部俺の言葉じゃねェー!)
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