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「では話ます。私の魔法は見ての通り、どこにも属さない能力です。植物を自在に操る能力…あなた方も特別な力をもっていますね?」
三人はうなずく。
「しかしそれとはまた異質な力…それを扱うのがポーネリストです。この力を手に入れた経緯は教えられません。けれど覚えておいて下さい。この力は闇に属する力…いつ力に呑み込まれるか分からない…ですからあまり深入りしないようお願いいたします」
アリスは一通り話すと医務室から出ていった。
「ふむ…やはりな」
アークは分かったように椅子にもたれた。
「何がやっぱりなの?」
マインはよく分かっていないようだ。
「分からないの?あの力はコスモスと同じ力よ。闇の力…古代魔法ね」
「クオンにしては勘がいいね」
アークはクスクス笑う。
「何よそれどういう意味?私が普段馬鹿だっていいたいの?」
クオンがアークをポカポカする。
「ああ…平和だなぁ」
マインは一人お茶をすするのであった。
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