プロローグ
2/2
読書設定
目次
前へ
/
44ページ
次へ
春の風が吹き、桜の花が散っていく中、海が見える丘の上で二人の男女がしゃがみ込んでいる。 二人は目の前にある墓石を見つめ呟く。 「どうしてるかな…あいつ…」 「……」 「あいつは俺たちの幸せを望んで風になったんやな…」 「……」 「叶えてやろう…?せめて最後の願いを。」 「そうね、それが彼の願い…そして私たちの…」 二人は海を見つめ、あの頃…ちょうど5年前の今日を思い出していた。
/
44ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!