きっかけ

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「ほんで?俺にプレゼントとか?言っとくけど俺はないで。」 「むふふ…」 葵がいやらしく笑いながらこっちを見てる。 「何やねん、気持ち悪いな」 「そんな事もあろうかと…」 葵が両手を高々と上げ、続けた。 「出会いの無い睦月ちゃんのために合コンをセットしてあげたから!!」 「……」 そう葵は結構なタラシ… 小学校の自己紹介で好きな物を聞かれて"女"と答えたほどの… 恐るべし小学生…。 でも、これが俺の人生を変えたなんて… サンキューな…葵…。
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