Scene1

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   ……「修学旅行」の車内。恭介の提案での、僕たちだけの修学旅行だ。   「おまえらうっとい。暑苦しいんじゃぼけ💢」    荒い息の二人に、鈴が非難の言葉を浴びせる。   「あ?おまえ、んなこと、言ったって……こんなせめぇ車で、どうしたら、いいんだよ……」    息を継ぎ継ぎに、真人の返答。   「とりあえず息を止めろ」「死ぬだろうがっ!! 筋肉には酸素が必要なんだよっ!!」   「はい、冷たくて甘いゴゴティーですよ~」    小毬さんが真人に紙コップの紅茶を差し出す。   「おう、わりぃな」 「謙吾君もimage=119688000.jpg
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