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走り続けても、一向に人がいない。
おかしい、今でも気配はするのに。
私はまるで、迷宮に入っかのような感覚に襲われた。
姉がいると固く信じて入ってきたが、やっぱり恐い。
私はいつも姉の後ろに隠れていた。
昔から臆病・・・
そんな私が、始めてこのお化け屋敷の様な家に、1人で入ってきた。
普段なら、絶対入らない私が。
姉を見付けるだけのために。
・・・また直感がした。
それは、とても嫌なもので、まさか現実になろうとは・・・
思いもしなかった・・・
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