姉を探して~

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しばらくすると、1人の男の子がポツーンと立っていた。 気配は姉のでは無かった事に私はガックリとした。 しかし、私は何故男の子がいるのか分からなかった。 暗く、気味悪い場所に・・・ 私は男の子に、話しかけた。 男の子の目は、冷たく何処かを見ていて、恐くなった。 男の子は、私が話しかけると後ろを向いた。 男の子は私を見て、さっき見ていたとこを指差した。 私はゴクリと唾を呑み込み、指差した方を見た。 そして私の直感は、当たった・・・ そこには、左手首から血を流し、首を吊っている変わり果てた姉の姿があった。 私は自分の顔が、青くなっているのがわかった。 驚きと悲しみで震えが止まらない。 手首の血が、 「ポタポタ」 と、何滴か私の顔にかかる。 血がついた顔を気にせずに、私はただ呆然とした。 私は、悲しみのあまり絶望した。 そして、何故か床に置いてあったナイフで・・・ 首筋を切った。 赤い血が凄い勢いで吹き出し、私の体を赤く染めた。 そして私は死に絶えた・・・
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