第1章 1月

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1月7日。仕事初め 今年は永年勤続の表彰をされる筈 と言うのも中途入社の転職の私は時として理不尽な扱いを受けるからその瞬間が来るまでは喜べない が しかし 落胆する事無くそれは行われた👍 前職の永年勤続の表彰式前に離職した為に貰い損ねた経験から、この会社では同じ轍を踏む事だけは避けたかったので自分の中での大きな勤労意欲の基になっていたようにも思われる‥ 数万円分の商品券と賞状を手にして今年の新年会の目的は果たされた‥ しかし 同じ課のメンバーから労いの言葉受ける事もないかに思われた‥ そして毎年恒例の取締役員への挨拶の為に一同が集まろうとした時に異変が起きた‥ … … 課長トンズラ💨 … … 有り得ない行動😓 そしてたった5人の課もまとめられてない現実を少なからず露呈した事になったようだ 1月8日。 デスクで回覧を読んでいた。 『今年の挨拶まわりはどうするんですか?』と係長が課長に尋ねた。 『いやぁ……1人で行くよ……』と歯切れ悪くモゴモゴ そう 去年は勢揃いして行った記憶がある 参ったな‥ 内心嫌な感情が胸一杯になったが私は回覧に没頭しているように聞こえてない芝居を始めた😓 『どうするんですか?』しつこい係長 『いやぁ…あの…』歯切れ悪い課長 どうやら私の方を顎で指して嫌な顔したようだった ようやく事態を察した係長が課長と一緒に喫煙🚬ルームに消えて行った… その1時間後 🚗で4人は挨拶まわりに出掛けて行ったようだった ワザとらしく時間差で降りては行ったけど…
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