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『さ、行こう』
沙依と一葉に連れられて家を出た。
何処へ向かっているかは、聞いても教えてくれ無かった。
━━━━…
『此処って…』
『楓、入った入った』
着いた所は、雑貨屋兼レストランと言った感じのお店。
白い屋根、オレンジ色の煉瓦が壁を埋めつくしている。
一葉はドアを開けると、楓の背中を押した。
━ドンッ…
『キャッ!』
『一葉、力強いんじゃないιι?』
楓と一葉を見ていた沙依は、頬に手を当てて溜め息を吐いた。
『こうでもしなきゃ、楓固まった継でしょ』
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