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「りーくーちゃーん!練習行こう・・・ってアレ?皆さんお揃いで楽しそう!仲間に入れてー!」
あ、翔央くん登場。
ってか練習の日だったのか!じゃあのんびり喋ってる場合じゃないじゃない!
「あーキサじゃん!今、進路の話しててー」
「りんちゃんー久しぶりー!進路?オレは桜高~」
・・・え?
「翔央くん、ゆっきーと同じ学校行くんじゃないの?」
「え?りくちゃん、桜高じゃないの?一緒のところ行こうよ!オレ、高校でもりくちゃんとバンドしたいよー」
「え?いや・・・桜高はいくらなんでも・・・」
「そだよ!キサ!ゆっきーの学力で桜高受かるわけ無いじゃん!山吹志望だけどそれすら危ないのに!」
「んだと!よゆーだっての!」
「マコトちゃんは?」
「・・・え、あ、一応、桜高かなって。」
「あ!じゃあ一緒だね!高校生になってもよろしくね!」
「気が早い・・・」
というか受かるかも分からないのに・・・
翔央くんって成績いいのかな?
天才肌な雰囲気は醸し出してるけど・・・
「バンドやるのに桜高?」
「だって、何でも1番がいいじゃん?」
・・・そんな理由!?
この人、最終的に東大でも行くんだろうか?
「マコト、如月くんと知り合い?」
「あ、うん。ゆっきーのバンドのって・・・ユウキ知ってるの?」
「まぁゆっきーと一緒にいるし、やっぱ目立つよ。話したことはないけど。」
「いつもニヤニヤしやがって・・・余裕ぶってんの腹立ちますよね!」
「え!?い、いや・・・俺はそんなこと一言も・・・」
ニヤニヤって・・・
せめてニコニコって言ってやりなさいよw
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