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「・・・遅い」
生徒会室に入ると葉月さんに睨まれてしまいました。
まぁ…授業終わって大分話し込んでたもんなぁ・・・
でもね・・・
辞書を投げることはないと思うんだ!
当たってはないけど・・・危ない
「受験生の必需品投げないでくださいよ・・・」
「避けたんだから問題ないでしょ」
「まぁ・・・(当てるつもりもなかったんでしょうけど)」
「それより・・・どこで道草食ってたの?」
「葉月さん・・・」
「?」
「どこで油売ってたのか?派じゃないんですね!」
「なにその派閥・・・どうでもいいから。」
「あぁ皆で進路について話してました!」
「ふぅん・・・まぁもうすぐ模試だしね」
「葉月さんもこれから毎月大変ですよね・・・」
「別に?普通に勉強すれば問題ないと思うけど」
問題ないのあなただけ!
普段のテストより難しいですから!普通に勉強したくらいじゃいつもの点獲れないですから!
倍はやらないといけない凡人には辛いんですー!
「で・・・マコトの第1志望は?」
「え・・・桜高・・・です・・・・・・って知ってますよね!?」
「心変わりしたかと思って」
「しませんよ!葉月さんも桜高なんですよね!?心変わりしてませんか!?まぁあたしは1年後なんで葉月さんの行ったとこに行きますけど!」
「・・・まぁ今の所桜高で問題ないよ」
よかった!
ご両親とは話・・・ついたってことなのかな?
「皆も桜高なんで協力して全員合格出来たらいいなぁ・・・」
「は?」
・・・・・・・・・え?
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