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まず英語を皮切りに無事(?)全科目の試験が終了した。
難しかったけど点が採れないほどではなかった。
最初だからかな?
葵は相変わらずテストの後半寝てたのか眠そうな顔してる。いつもテストの後半20分は昼寝タイムになってるよね。
凛は出来が悪かったのか机に突っ伏して・・・ユウキとゆっきーは放心してる。口から魂でも出てそうな顔だよ。
この模試で志望校3校まで記入するんだけどA~E判定まで出るらしい。
テストはすぐ返されるけど来週には判定も出るみたいだ。
「はぁ~やっと終わったっすね。肩凝った~!帰りましょう!」
模試の日は1日かけてテストするのでいつもの授業が終わる時間より早めだ。
「あ、うん・・・」
落ち込んでるユウキを葵が引っ張っていった。
あたしはこの後、葉月さんに修学旅行中のこととか聞かないといけないので2人に軽く挨拶して帰り支度を整えていた。
あれ?・・・ちょっと待って!和泉まだ寝てるんだけど!?笑
部活・・・遅刻するのでは?
あたしが体を揺すって起こすと大慌てで教室から飛び出ていった。
「サンキュー!マコト!またな!!!」
和泉と進路のこととかあんまり話したことないけど、どうやらスポーツ推薦狙いらしい。
まぁ、でもテストはちゃんと受けたほうが良いと思うけど。
「・・・おい、マコト・・・」
「え?」
「自己採点するから付き合え、ください。」
どんな敬語だよ!
時間もまだ余裕があったのでゆっきーと答え合わせすることになった。
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