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あたしは1人生徒会室へ足を運んでるんだけども・・・
3歩後ろに何故かゆっきーが付いてきてるんだけどどういうこと!?
3歩下がって付いてくるって大和撫子か!昭和の嫁か!!
「ゆっきーなんで付いて来るの?」
「いや、お前具合悪いんだろ?一応、保健委員だから付き添う!」
「え・・・いや、サボりだから大丈夫だよ?」
「は!?お前、模試A判定だったからって油断してると・・・」
「大丈夫!ゆっきーも授業ちゃんと出たほうが良いんじゃないかな?」
「お、おう。けど・・・」
「今日だけ!今日だけだから!!ね?」
「分かった・・・あんまサボりすぎんなよ?内申にも影響するからな!」
そう言うとゆっきーは踵を返し教室に戻っていった。
意外と真面目だからね、ゆっきーは。
「・・・・・・は?」
「あ!マコトちゃんやっほー☆」
久々に麻生さん登場だ。
ていうかまだ授業中ですけど・・・高校だってそうでしょ?何やってんだこの人。
「そんな目で見なくても・・・サボりじゃないよ?今日は振替!」
「そうですか。でもだからって授業中に来なくても・・・」
「放課後だと部活あるからさ~」
・・・え?
「麻生さん、部活入ったんですか?意外ですね。」
「マコトちゃんが入学する前までは中学でもやってたよ~」
へぇ、てことは3年になる前までやってたってことか。
でも何で辞めたんだろ?
「朔弥も同じ部活だったんだよ~!実はね!」
!!!!??
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