2章 … 始まり …

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それから数日がたち俺の周りで、いろいろな変化が起きだした。 「すっ、好きです!付き合って下さぃ…」 オレは最近、深夜の言った通りよく告白をされるようになった…。 だけどやっぱり興味がない俺は 『ごめん。俺好きな子がいるんだ…』 そう…いつも振る言葉は決まってこれだ。 こうすれば大抵の子は諦めてくれるから… 「そっかぁ..分かった。ごめんね‥呼び出したりして…でも私諦めないからね!」 そう言うと女の子はどこかへ消えてしまった。 部活へ行くと深夜が近づいてきて 「翔くん~♪今日も告られてたねぇ~(笑)」 深夜がニヤニヤしながら言ってきた。 「で、なんて答えたの!? 今日告ってきた子 2組の森下 春奈ちゃんだろ?男子の間じゃ可愛いって有名だぜっ?」 世間一般で可愛いのかどうかは知らないけど興味が無いんだから仕方ない 『…断ったよ』  
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