1章 … 出会い …

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あいつと出会ったあの日は 今でも鮮明に蘇る… 懐かしい思い出だ。 桜の咲き始めた4月 俺は入学式を終え、自分のクラスを確認するためにクラス分けが書かれた貼り紙を探していた。 あれ~あの貼り紙ってどこにあるんだ……? あっ、あそこかな? なんか人たくさんいるしな… そんなことを考えていると急に声をかけられた。 「ねぇ~君!!クラス分けが書かれた貼り紙ってどこにあるか分かる!? 」 俺と同じでクラス分けが書かれた貼り紙を探してる奴が他にもいたらしい… 『あそこじゃない?たくさん人いるし』 「そっかぁ~サンキュー!じゃあ一緒に行こうぜ!」 『えっ…おっおいぃ...』 そいつは俺の腕をつかむと、半ば強引に俺のことを連れてった。 ----------------------------- そう… これが[俺]と[深夜]が初めて出会った日の出来事。 第一印象は… なんだ…?この無理やりな奴? って感じで最悪だったぜ でも…今思うと 俺に一番最初に話しかけてきた奴がお前で良かったかもしれないな... 今の俺がいるのは お前のお陰だから…  
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