1章 … 出会い …

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そいつは無理やり俺を連れて、貼り紙の前までやってきた。 「あったぁ!! オレ1年4組だ」 『あっ…俺も1年4組だ』 「まじっ!? 一緒だなっ! 俺の名前は結気 深夜よろしくな。君の名前は?」 結気 深夜(ユウキ シンヤ)と名乗るそいつはニコニコしながら俺の手をとり、握手してきた。 俺は少し戸惑いながらも答えた。 『俺は神崎 翔よろしく。』 「神崎 翔かぁ~じゃぁ翔って呼ぶな!オレのことは深夜って呼んでくれよ!」 明るい性格だな…… そんな事を考えながら返事をした。 『ぅん…分かった。もう手はなしてくれる?』 「あっ、わりぃわりぃιじゃあ教室行こうぜ」 またしても眩しいくらいの笑顔で誘ってきた。 俺は深夜の後についてった。 ―――ガラガラッ―――― クラスの中にはいろんな奴がいた。 仲良く友達と話してる奴や、机にうつ伏せになって寝てる奴。 俺は自分の席を見つけ 腰を下ろした。 …なんだか視線を感じる… 隣を見てみるとニコニコしながらこっちを見ている深夜がいた。 「なんか俺らって縁あるな!(笑)」 席がとなりなのか… 確かに縁があるかもしれない 『そうだな』 俺はそっけなく返した。  
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