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「なぁ友達作りに行こうぜ?」
『わりぃ眠いからいいや。』
深夜は俺を誘ってくれたが正直興味が無いので断った。
「分かった~」
すると深夜はどこかへ消えてしまった。
ああは言ったが眠いわけではないので何気なく周りを見渡した。
どうやらこの高校は校則が緩いらしい、茶髪やピアスをつけてる人が沢山いた。
ふと窓側の席を見渡すと空をぼっーと眺めてる女の子がいた。
目は冷く、自分以外の者には壁をつくってるような感じがした。
周りの人達とは明らかに違い茶髪やピアスはしてなく、セミロングの透き通るような黒髪をしていた。
……………………………………
...この子が「新山 涼香」
第一印象は…はっきり言って冷めきってる感じだった…。
周りに壁をつくってる…そんな感じがしたんだ…
でもね…
それには理由があったんだ…。
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