1章 … 出会い …

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「なぁ友達作りに行こうぜ?」 『わりぃ眠いからいいや。』 深夜は俺を誘ってくれたが正直興味が無いので断った。 「分かった~」 すると深夜はどこかへ消えてしまった。 ああは言ったが眠いわけではないので何気なく周りを見渡した。 どうやらこの高校は校則が緩いらしい、茶髪やピアスをつけてる人が沢山いた。 ふと窓側の席を見渡すと空をぼっーと眺めてる女の子がいた。 目は冷く、自分以外の者には壁をつくってるような感じがした。 周りの人達とは明らかに違い茶髪やピアスはしてなく、セミロングの透き通るような黒髪をしていた。 …………………………………… ...この子が「新山 涼香」 第一印象は…はっきり言って冷めきってる感じだった…。 周りに壁をつくってる…そんな感じがしたんだ… でもね… それには理由があったんだ…。  
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