2章 … 始まり …

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「なぁ翔知ってるか?あの子、新山 涼香って子中学校の頃なんか色々とあったらしいぜ!」 深夜が今朝見た子を指さしながら話しだした。 『何があったの?』 「なんかな新山と同じ中学だった奴らが噂してたんだけどな…新山って中学校の頃に友達とトラブルがあって、それが原因でイジメられてたんだってよ。他にもいろんな事言ってたから何が本当か分からないけど、イジメられてたのはホントらしい。しかもけっこう酷かったらしいぜそのイジメ」 深夜は詳しく教えてくれた。 あの子の冷たい雰囲気はそれが関係してるのか… そんなことを思っていると 「ところで翔は部活どこに入るか決めた!?」 部活か…中学校の頃はバスケやってたけど今はそこまでやろうとは思わないな.... 『いや、決めてないよ。深夜は?』 「オレはバスケ部に入ろうと思ってるんだ。だから翔も一緒にどう?」 俺は深夜がバスケ出来ることに驚いた 部活かぁ…どうしようかな、そこまで入りたいわけじゃないし 『考えとくよ。』 「分かった!なるべく良い返事を期待してま~す」 それから深夜と他愛もない話をして昼休みが終わった。  
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