2章 … 始まり …

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俺は家に帰り、自分の部屋でベッドに寝っころがり天井を見つめていた。 そして今日、深夜が言っていたことを思いだしていた。 イジメ…か なぜだろ あの子のことが気になってしょうがない。 あの悲しそうな顔 あの冷たい瞳 誰に対しても壁を作ってる あの感じ… なぜだか頭に焼き付いて離れない… イジメられていたのなら高校に入っても続くのか…? そんなことを考えてると、いつの間にか眠っていた。 起きたのは夜の8時過ぎだった。すっかり暗くなっていたので俺は風呂に入ることにした。 部屋に戻るとケータイが鳴っていた...開いてみると【深夜】からだ 《ちゃんと届いたか~?オレの番号とアドレス登録しといてね(=^▽^=)》 放課後教えてほしいと頼まれたから教えといたんだ… 俺は一応返さないのは失礼かと思って返信した。 《心配すんなちゃんと届いたよ。》 それを送ったらまたメールが届いた。 《ところでバスケ部入ることにしたかい(^-^)ノ?》 今日聞いたのにせっかちだなぁ、とメールを見て笑みがこぼれた。  
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