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俺は家に帰り、自分の部屋でベッドに寝っころがり天井を見つめていた。
そして今日、深夜が言っていたことを思いだしていた。
イジメ…か
なぜだろ
あの子のことが気になってしょうがない。
あの悲しそうな顔
あの冷たい瞳
誰に対しても壁を作ってる
あの感じ…
なぜだか頭に焼き付いて離れない…
イジメられていたのなら高校に入っても続くのか…?
そんなことを考えてると、いつの間にか眠っていた。
起きたのは夜の8時過ぎだった。すっかり暗くなっていたので俺は風呂に入ることにした。
部屋に戻るとケータイが鳴っていた...開いてみると【深夜】からだ
《ちゃんと届いたか~?オレの番号とアドレス登録しといてね(=^▽^=)》
放課後教えてほしいと頼まれたから教えといたんだ…
俺は一応返さないのは失礼かと思って返信した。
《心配すんなちゃんと届いたよ。》
それを送ったらまたメールが届いた。
《ところでバスケ部入ることにしたかい(^-^)ノ?》
今日聞いたのにせっかちだなぁ、とメールを見て笑みがこぼれた。
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