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彼女を車に運ばないといけない。
暴れてなかなかうまくずいらいらした。
だけど、少しずつ。
だが確実に進んでいく。
距離は残り3歩、2歩。
僕はドアに飛び付き乱暴に開ける。
先に体を車の中に潜り込ませた。
彼女の胴体を持つ。
そして、一気に引き上げる。
意外とすんなり車の中に体が入った。
息つく暇もなく反対側のドアから降りる。
運転席に駆け込んだ。
僕は焦りながらもエンジンをかける。
深呼吸を一度だけして、車を走らせた。
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