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綾
「富松くぅーん!!
怪我大丈夫!!?」
富
「えっ!?
あ,あぁ...」
どうやら綾音ちゃんは俺の怪我を心配して来てくれたようだ
富
「夏今なんて…」
綾
「ちょっと!!
あんたのせいなんでしょ?
なんでボーっと突っ立っていたのよ!?マネージャーなんだからボールくらいちゃんと見てなさいよ」
夏
「ごめんなさい」
綾
「私に謝る位なら富松くんの怪我治してよ!!」
富
「綾音ちゃん!!
俺は夏を助けたくて助けたんだからこんな怪我…」
夏
「ごめんなさい!!」
そう言って夏は教室から出て行ってしまった
富
「夏!!」
俺は夏を追いかけようと席を立った
けれど俺は右手を綾音ちゃんに掴まれた
綾
「行かないで!!
お願い...行かないで?」
俺は夏を追いかけなかった
あの時なぜ夏を追いかけなかったのか...
今になってこのことを凄く後悔している
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