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「おーい、ゆーやぁ!!」
俺が先輩達と話してるとさっき裏切った一希が爽やかな笑顔でやってきた。
そんな一希に向かって俺はむっとした顔をしながら報復をした。
「・・・にげたよね?」
「な、なんのこと・・・?」
「一希・・・・のばーか!!」
俺は仕返しとばかりに近くに落ちていた小石を一希に投げつけた。
「いや、いたいから!!由夜・・・・謝るから許してくださいー」
「えい!!」
最後に少しだけ大きい石を投げつけて、それで許してあげることにした。
「ゆーやぁ、いだいんだけど・・・・」
「べーだっ」
最後のしかえしに、俺は舌を出してべーって顔をする。
・・・どうしたんだろう??みんな顔が赤い・・・・?
「にしてもゆう、これから大変だよね・・・」
「えっ??」
「・・・だなぁ」
「ど、どうゆうことですか??」
何が大変なんだろう??
「由夜、可愛いからなぁ」
さっきまで少し拗ねてた一希も会話に参加してきた。
「えっと、意味がよくわからないんですけど??」
「だからーさっきみたいなめに、よく逢うかもーってことっ」
訳のわからない俺に珪人先輩が教えてくれた。
「うっ・・・・それはやですっ!!」
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