-入学の宴-

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俺が名前を言おうとしたら、誰かに遮られた。 しかもその人、栗田先輩?の腕に抱き付いてる・・・ 「まぁいいじゃん・・・・それよりこの子だれー??」 その人は栗田先輩?の腕に抱き付きながら俺のほうを見る。 「あぁこいつは・・・・・・」 「あれー名前知らないのぉ??」 「るせ、お前がじゃましたんだろっ」 「えーそうなの、ごめんねぇ」 「い、いえ別に・・・・」 いきなり話し掛けられたから変な顔になっちゃった。 「あ、そいえば名前。こいつに邪魔されてまだ聞いてなかった。もう一回いいか??」 「はい・・・・俺は皐野由夜です」 「由夜君かぁよろしくねぇ俺は松永珪人だよ」 栗田先輩の腕に抱き付いていた人、つまり松永先輩は俺に「あくしゅー」って、手をだしてきたので俺も手をだして握手をする。 「えっとよろしくお願いしますっ」 「へへ~」 「///由夜、そろそろいくぞっ」 栗田先輩はそう言うと歩き出た。 ・・・また顔が赤い?? 「あれ~くぅちゃん顔赤いよぉ」 松永先輩が意味ありげな目で栗田先輩を見た。 「るせー!!・・・早く来ないとおいてくぞ」 「あっ、まってくだぁさい」 .
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