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俺は結局役員のなりかたを聞けなかった。
まぁ別にそんなに気になる訳じゃないからいいんだけど・・・・。
「由夜ー何組だったぁ」
今は一希と一緒にクラス発表を見てるんだ。
「A組みたいだよ、一希は?」
「俺もA組、同じクラスだなっ」
「うん!!」
俺は一希と同じクラスになれたことが嬉しくて笑顔でうなずく。
『/////ヤバイって』
『///俺もう我慢できない・・・・』
『襲いてぇ』
『・・・・・周りもそうみたいだぜ』
・・・なんか周りの人達の目がぎらぎらしてる・・・・。
俺はなんだか嫌な悪寒がして一希にたよる。
「一希・・・・・・」
「・・・すまん由夜!!」
「えっ??」
一希はそう言うと俺のそばから離れていった。
「かずき??」
俺がなんなんだろうって考えていると近くにいた人に話し掛けられた。
「ねぇねぇ君、名前なんて言うの??」
「えっ?」
話し掛けて来た人に続くように、それまで周りにいた人達が近づいてきた。
「君、ちっちゃくて可愛いねぇ。」
「ねぇ何組だったぁ??」
近付いて来た人達はみんな鼻息が荒くて目がぎらぎらしてた。
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