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｢由夜､少しは自覚しろよぉ｣
｢自覚ってな､何を自覚すればいいんだよっ｣
さっきから自覚自覚って何!?
意味解んないし!!
｢だ～か～らっ!!お前は可愛いいの!!見てたら襲いたくなるの!!｣
な､なななな何言ってるの??
お､襲いたくなるとか///そんな訳ないよっ｡だって俺､男だもん!!
｢････だって俺････男だよ!?｣
俺は今一番､疑問に思っていることを一希に言った｡
｢･･･そんなの関係ない････男だとか女だとかくだらないだろ？｣
｢そうだけど･･･｣
いろんな意味で正論な答えで､質問を返されちゃったから反論できない････｡
｢で､でもっ一希はちがうじゃん!!｣
｢･････｣
だ･･･だんまりなんてずるい!!
｢･･･そんなことないよ｣
一希は何時もの爽やかな笑顔じゃなくて････なんともつかめない顔をしていた｡
｢一希･･･?｣
････なんか一希･･･顔､近くない??
｢･･･由夜｣
｢ん､････｣
････えっ!?
俺は今､一希に････キスされてる････?
｢ふぇ､かず････き??｣
訳が解らなくて一希の名前を呼ぶ｡でも答えはなくて､かわりに開いた口に一希の舌がはいってきた｡
｢んぅ!?･･ぅあ･･･あっ････ん｣
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