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「ごめん…中々かまってやれなくて。」
泣きながら首を横に振る。
「明日から暫くオフなんだ。少し遅れて正月休み。…だから、寂しい思いさせねぇから。おだんごから離れねぇからな?」
そう言うとうさぎの両頬を大きな手が包み込み、長い口付けをする。
今まで会えなかった時間を埋めるように…。
「…んっ…はぁっ…」
そのまま、二人、ゆっくりとベッドへと倒れ込む。
「せっ…星野っ!?////」
「外は寒かっただろ?俺が暖めてやるって♪」
「もぉ、シャワーで暖まったし大丈夫だからっ!!(焦)」
「駄目だって!風邪ひいてからじゃ遅いんだからなっ!?大丈夫、愛し合ってたら暖まるどころか、あっという間に熱くなっから!」
「だ、だって、大気さんと夜天くんが…あっ…////」
「大丈夫だって。心配すんなよ。」
ボタンに手をかけ、一つずつ器用に外していく。
いざ、直接うさぎの肌に触れようとしたその時…。
「コホンッ…星野、何が大丈夫なんですか?」
「ドア少し開いてるし、声聞こえてるんだけど?」
「た、大気さん!夜天くん!?///」
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