私は手袋サン

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✋「え?」 🐶「あ!」 ・ ・ ・・・手袋サンはチップ君の野生の本能の前に…成す術なく倒れました…。 🐶「あ…あはは…は……や…やっちゃったぁ…怒られるよな…」     チップ君は自分のお部屋に手袋サン(右)をソッと隔離しました。     ご主人様は手袋サン(左)だけになっている事に気付いても、黒皮手袋チャンがいるので手袋サン(右)を探しませんでした。   チップ君は段々と手袋サン(右)が可哀相になってきました。 堪り兼ねてチップ君は手袋サン(セット)をご主人様の枕元にリリースしました。     🐶「やっぱりキャッチ&リリースに限る」     チップ君はこれから叱られるという恐怖に混乱し、釣り人みたいな事を言い始めました(←このクダリ、特に意味ありません)    案の定、ご主人様は怒り狂いました。   え?そんな?そんなキレます?あんた探す事もしなかったやん? とチップ君は思いましたがココはおとなしく反省してる風~にしとかないと長くなるな…と堪えました。     [?]✋「クスクス…手袋サンったらグッタリしちゃってるじゃない…あんな犬の毛ダラケなの早く捨てちゃってよ!ご主人様ぁ!」   それを聞いたチップ君はとってもとっても腹が立ちました。(ボロボロにしたのはテメーだけど)
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