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「というわけで神に認められるため魔王討伐をしようと思う」
まだ独り言は続いていた
「すたすたすた、む、あれは?」
擬音まで喋りだしたジェニファー
「プルプル、ボクは悪いスライムじゃないよ」
スライムが現われた
ジェニファーの攻撃
しかし、無機質軟体生物のスライムに打撃は効かない
「な……なんばしとっちょるだかや?!」
スライムは怒り狂った
「じゃ、内部破壊の技を」
「ちょwwwwww」
ジェニファーは何だか訳の分からない言葉を唱え、爆発魔法を繰り出した
スライムは爆発し、粉々になった
「じ……嬢ちゃん……やるじゃねえか……」
だが、スライムはまだ生きていた
「アタシに喧嘩を売ったから」
「いや、俺は……なにもがくっ」
ジェニファーはスライムを倒した
スライムは仲間になりたそうにこちらを見ている
仲間にしますか?
「……いいえ」
しかし、スライムは仲間になりたそうにこちらを見ている
仲間にしますか?
「嫌だ」
だがしかし、スライムは仲間になりたそうにこちらを見ている
仲間にしますか?
「断る」
それでもまだスライムは仲間になりたそうにこちらを見ている
仲間にしますか?
「拒否する」
いい加減諦めたらどうだと言っているような目でスライムは仲間になりたそうにこちらを見ている
仲間にしますか?
「はiだが断る」
ぐだぐだになるからさっさと仲間にしてくれと言いたそうな目でスライムはこちらを見ている
人間止めますか?
仲間になりますか?
「ダメ!ゼッタイ……って何言わすんじゃ?!」
ということでスライムことスラリンちゃまが仲間に加わった
「アタシは認めてねー!」
「よろしくな、嬢ちゃん」
こうして二人は魔王討伐の旅に出ることにした
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「……ところで、渋いな、顔とか声とか」
「乙女チックだろ?」
「どうみても漢チック……」
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